トラストコーチングスクール認定コーチ 久保田 毅

プロフィール、サービス説明、申込みフォーム

自分に投げかける言葉を意識してみる

こんにちは。久保田です。

 

今回の記事のテーマは"自分に投げかける言葉"です。

 

みなさんは、日常でのご自身との会話、意識されていますか?

おそらく、すべてを意識していなくても、要所要所では意識されているかもしれませんね。

朝起きた時に

「今日も良い1日にしよう!」

「今日も頑張るぞ!」

などのような気合を入れる言葉がけをして発奮するというのは、一度はご経験されたことがあるのではないでしょうか。

 

もちろん、一度の言葉がけで何かが大きく変わるということは少ないかもしれませんが、この"自分に投げかける言葉"侮れないです。

無意識な思い込みを作っていたり、行動する後押しをしたり、制限したり、習慣を作っていたりと、その影響力は挙げだしたらきりがありません。

 

その中でも、この記事では自尊感情を高めるための、自分への言葉がけについて取り上げてみたいと思います。

 

自尊感情というのは、「自分には価値がある」と思える感覚であり、諸外国と比較しても日本人は特に著しく低いというデータがあります。(自己肯定感ノート:著書中島輝氏より)

もし自尊感情が低いと、

「自分は何をやっているんだ」

「自分は結局ダメだ」

「どうせ何してもうまくいかないんだ」

というような言葉がけをしてしまいます。僕自身も、そういう言葉がけをしていた時期がありました。自分で自分を応援できず、信じられず、傷つける日々はとても辛かったです。

 

では、この自尊感情、どうやって高めるのかというと、やっぱり自分への言葉がけなんですね。先ほどのように自分を責める言葉ではなく、意識的に自分にOKを出す言葉がけをしていきます。

ついつい自分を責めそうになったら意識的に自分にOKを出す言葉をかける。シンプルでありながら、効果は実証されています。

 

とはいえ、そんな簡単に言葉を変えることってできないですよね。

ほぼ無意識に自分を責める言葉を発してしまうこともあるかと思います。

そういう時は、一旦、発したことを認めたうえで、言葉を付け足してみるというのはいかがでしょうか。

「自分は何をやっているんだ」→「ということを考えてしまうぐらい責任感が強い僕って良いよね」

「自分は結局ダメだ」→「と弱音を吐きたくなる時だってあるよね。人間だもの」

こんな風に、後出しでも良いので言葉を付け足すと、時にはばかばかしくなって心が軽くなったりします。

ちなみに、僕も弱気になりそうな時は、言葉の付け足しを実践しています。個人的にはすごい心が軽くなって前向きになれるので、重宝しています。結果的に行動に移すこともできています。

 

そして、おすすめは、声に出すこと。頭で考えるだけでなく、声に発して、耳で聞くことで気持ちは大きく変わってきます。もしくは、紙に書くこと。こちらは、手を動かして、目で見ることで気持ちが変わってきます。

もう、当たり前というぐらいよく耳にする方法なのですが、もし、自分を責めそうになったら、よければ試してみてください!

 

今回は、"自分に投げかける言葉"について書いてみました。

自尊感情というのは、実際はもっと根深い要素ではあるのですが、もし、「今、ちょっと元気ないなぁ」という状態の方は、この"自分に投げかける言葉"を意識することで、少しでも自尊感情を高めていっていただければと思います。

お読みいただき、ありがとうございました。

 

パーソナルセッション、TCS講座随時募集、実施しております!

詳細はこちら